相続専門の税理士事務所レクサーの伊東秀明です。
令和元年7月1日に国税庁は相続税や贈与税を計算するときに使う令和元年分路線価を発表しました。
(国税庁ホームページで路線価を調べる場合はコチラ)
そもそも路線価って何ぞやという方は下の方に解説を載せてあります!
土地評価の基礎知識についてはこちらの相続解説動画「相続紙芝居」をご覧ください。
名古屋で一番高い土地は名駅1丁目名駅通
名古屋で一番高い路線価を記録したのは名駅1丁目名駅通です。
実際の路線価図を見てみましょう!
ちなみに緑のところが当事務所で1㎡あたり424万円です。
平成30年分が359万円だったので65万円アップです!!
赤丸のところが名古屋で一番路線価の高いところです。
なんと1㎡あたり1,104万円です!!
とんでもない金額ですよね( ゚Д゚)
ちなみにこの場所、平成29年は1㎡あたり880万円、平成30年は1,000万円でした。
令和元年が1,104万円なので1年間で104万円アップしたことになります。
上昇率10.4%です。
2年間だと224万円も路線価が上がっていることになります!
日本で一番高い土地は今年も銀座です!
ちなみに日本で一番高い路線価を記録したのは今年も銀座5丁目中央通りです。
なんと1㎡あたり4,560万円です!!
路線価って何ぞやという方のために解説
土地の値段は一物三価とか一物四価と言われています。
ひとつの土地について3~4通りの値段の決め方があるということです。
一物三価という場合には
①公示地価
②相続税評価額
③固定資産税評価額
の3種類のことで、一物四価という場合にはこの三つに実勢価格と呼ばれるものを追加します。
①の公示地価は国土交通省が土地取引の指標とするために毎年1月1日時点の価格として発表している値段のことで、②の相続税評価額は相続税や贈与税を計算するときに使用するために国税庁が毎年7月初旬に発表する路線価を基に計算します。③の固定資産税評価額は固定資産税や登録免許税などを計算するための値段です。
一般的に相続税評価額は公示地価の8割程度の値段に設定されており、固定資産税評価額は7割程度です。
今回、紹介した路線価は相続税評価額を計算するときに使う道路1本ずつに付けられた一平方メートルあたりの金額のことです。
公示地価の8割程度といっても名古屋駅付近の路線価はとんでもない金額ですよね!
あなたが住んでいるところの前の道にもこの路線価が付けられているはずですので一度調べてみると面白いかもしれませんよ!(※つけられていない地域もあります。)
気になる方は国税庁のホームページで調べてみて下さい。
(国税庁ホームページで路線価を調べる場合はコチラ)
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